2025年10月22日これからの“理容室”はもっと進化する。僕らの⽬指すサロン像

こんにちは。ヘアモードキクチ銀座店で店⻑をしている⽵島です。
今回は、私たちが⽬指すサロン像についてお話したいと思います。
「かっこいい仲間と、かっこいいお店で、かっこいいお客様と。ヘアスタイルを通して、かっこいい⼈⽣にしていく」
これは、私たちのサロンがずっと⼤切にしてきた想いであり、これからも⽬指し続けるサロンの姿です。

私がこのお店に⼊ったばかりの頃は、正直に⾔えば、“敷居の⾼いサロン”という印象がありました。もちろん、それが悪いわけではありません。でもどこか、スタッフ同⼠の距離感も少しあり、お客様との関係性も「技術で応える」ことが中⼼だったように感じます。
そんな空気が変わってきたのは、ここ数年のことです。まず、新しく⼊ってきた仲間たちの存在が⼤きいと思います。技術だけでなく、⼈としての魅⼒を持ったスタッフが加わり、会話が増え、笑顔が増え、お客様との距離もぐっと近くなりました。
⾃分の意⾒を⼝にしやすい空気になり、上下関係ではなく“横のつながり”が⽣まれたことで、チームとしての⼀体感が育ってきたように思います。
また、SNS やホームページなどを通じて、私たちの「想い」を発信するようになったことも⼤きな要因です。お客様が「ただ髪を切りに来る」のではなく、「この空間に会いに来てくれる」といった感覚が明らかに増えてきました。
そして何より、私たち⾃⾝が“仕事を楽しんでいる”ということが、お店全体の空気を変えてくれたのだと思います。楽しいから⾃然と前向きになれる。前向きだから、仲間とアイデアを出し合える。そんな⽇々が、今のお店の雰囲気につながっていると感じています。
この先、もっとたくさんのお客様と、もっと多くの仲間が集い、笑い、語り合える、活気にあふれたサロンになっていくはずです。いや、必ずそうしていきます。
⼀⽅で、理容業界全体を⾒渡すと、今なお“技術を求めるお客様”は多いのに、“理容師を志す若者”は減ってきている現状があります。

だからこそ私は、まず⾃分⾃⾝が「この仕事って、本当にかっこいい」と胸を張って⾔える理容師でありたいと思っています。そして、お客様にも、これから理容師を⽬指す⼈にも、「理容ってすごい仕事だ」と思ってもらえるような、そんな存在を⽬指していく所存です。
この仕事には、⼈の⼼を動かす⼒があると信じています。髪を切ることを通じて、誰かの⼀⽇を変える。⾔葉にしなくても、背中で伝わる想いがある。そんな“影響⼒のある理容師”になって、業界を、そして社会を、少しずつでも動かしていけたら…そんなふうに本気で考えています。
理容の未来は、きっともっと明るくできると信じています。そのために、⾃分にできることを⼀つずつ、積み重ねていきたいと思っています。
 
						 
						 
						 
						 
						