2025年9月4日理容師になった理由
皆様、ご充実様です。新入社員の田上です。今回は、私が理容師になった理由をお話させていただきます。
私が理容師を志した一番の理由は、親の姿をずっとそばで見てきたからです。
小さい頃から理容室は私にとって特別な場所でした。シャンプーの香りやバリカンの音、鏡越しにお客様が少しずつ変わっていく姿。それが日常の風景であり、遊び場でもありました。
子どもの頃、カットが終わったお客様が鏡を見てパッと笑顔になり、「ありがとう! また来るね」と声をかけて帰っていく。その瞬間の表情を、私は何度も目にしてきました。そのたびに、「髪を切る」という仕事が、見た目だけでなく心まで元気にする力を持っていることを感じていました。
もちろん、理容師という仕事は楽しいことばかりではありません。親の背中を見ながら、「こんなに大変な仕事なのに、どうして毎日笑顔でいられるんだろう」と思うこともありました。それでも、続けられるのはお客様との信頼関係があるから。そんな姿勢に憧れ、「自分も理容師になりたい」と自然に思うようになったのです。
実際に理容師として働くようになってみると、技術の難しさや接客の奥深さを痛感しました。それでも、お客様から「すっきりした!」「またお願いね」と言っていただけると、すべての苦労が報われる気持ちになります。
これからは、技術と心を大切にしながら、自分らしいスタイルを築いていきたいと思っています。お客様にとって「髪を切る場所」であると同時に、「ほっとできる場所」になれるよう、これからも努力を重ねていきます。